舌の病気 口腔カンジタ
舌の病気の中で良く知られているのは、口腔カンジタではないでしょうか。
小さな子供から大人まで年齢を問わずに発症する舌の病気なので、
聞いたことがあるという人も多いと思います。
口腔カンジタは舌に出来るカビの病気と言われていて、
コケやカビなどの菌類が発生する病気のことを言います。
口腔カンジタという舌の病気は、誰でも発症する可能性がある病気なのです。
カンジタ菌という菌は20%〜50%ほどは口の中にいるといわれています。
ですから誰にでも起こる舌の病気となるわけですが、体の抵抗力が低下したり、
精神的に疲れているときに
カンジタ菌に抵抗出来なくなり、発症するといわれています。
薬を飲んでいる時にも体が一時的に弱ってしまい、発症原因となることがあります。
普段は影響力を持たないカンジタ菌が、
体力の低下などにより表面化されてしまうのが、
口腔カンジタという舌の病気なのです。
赤ちゃんの舌にもよく出来るもので、ミルクカスやカビが大きな原因となり、
舌が白くなってしまうことがあるのです。
口腔カンジタは舌の病気と言われていますが、
発症する場所は舌だけではなく頬や唇などにも発症します。
白いコケのようなものが舌に付着するのですが、指で取ることも出来ます。
しかし下は菌で赤くなっているので、
無理にこすらず抗真菌薬などを塗布して治療を行なうようにしましょう。